2009年10月21日水曜日

本日「マルサの女」のモデルだった元国税調査官の講演へ行ってきました

本日10/20(火)14:00~15:30ある保険会社の主催で映画「マルサの女」のモデルだった元国税調査官”齊藤和子氏の講演に行ってきました。

その講演の内容の中で面白い話がありました。査察官はどうやって隠した資産を見つけ出すかということです。

どうすると思いますか?

聞いてびっくり、「その本人が何気なく教えてくれちゃうらしいです!」。

どういうことかと言うと、査察官と当事者が家の中をいっしょに歩いていると、ある所で急に止まり一点を見つめるらしいのです。

そこが隠している場所だとのこと。「目は口ほどに物を言う」ということでしょうか。

私はこのことが全ての営業に通じるのではないかと思い考えてみました。

というのも、保険の場合、お客様のニーズという物は潜在化していて表には出てきません。

むしろあまり考えたくない物でしょう。

しかし、ある質問をきっかけに考え始め、思わず本音が出てしまうのではないでしょうか。

そして自分の考えが整理できると言った具合に。

それは、例えば「○○様が生命保険に加入されたときに掛け金が値上がりするタイプと値上がりしないタイプのどちらを選択されましたでしょうか?」という質問を受けたときとか。

あなただったらどう感じますか。

契約した保険は終身保険だったはずだから、掛け金は上がるはずがないと確信を持てますか。

先日もある方の保険証券を拝見しましたらそれこそ「10年更新 定期保険特約付終身保険」でした。

10年ごとに保険料が2倍、4倍と値上がりしていくものです。

私は別にこの様な保険が悪いと言っているわけではありません。

契約者である方がそれを知らされていなく、ましてや転換契約にされて、解約返戻金を必要のない保障に充てられ資産価値の無い保険になっていることが許せないだけなのです。

このような保険手数料しか考えていない保険の外交員ははっきり言って詐欺のような奴らでしょう。

本当に許せません。何が「ずっと支える、もっと役立つ」 ○○生命? 聞いてあきれます。

話がずれましたが、全ての答えはお客様が教えてくれるということです。

私もコンサルティングをするに当たり、このようなスタンスでお客様に接していきたいと考えています。

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