2010年1月18日月曜日

生命保険は面倒?

皆さんは生命保険についてどうお考えですか?


良くわからないから人任せですか?


私の妻のパート先の同僚から、ご主人の生命保険について、妻へ相談があったのです。


相談内容としては、ご主人の生命保険が更新の時期で、ご主人は既往症があるので医療保障については確保したいが、保険内容がまったく分からず、奥様に丸投げされているらしいのです。


奥様としては、度々かかってくる保険会社からの更新の有無の返事の催促の電話がうっとうしく、また、保障内容や将来保険料がどうなるのかなど説明が欲しいが、十分にはしてくれないらしいのです。


典型的な定期保険特約付終身保険の問題点なのです。


欲しい医療保障を確保しようと思うと、将来保険料が上がっていく保険を継続し更新しなくてはいけないというジレンマが起きるのです。



本当にがんじがらめという状況ですね。


この、解決策としては、医療保険がすべての鍵です。


既往症でも加入できる医療保険があれば加入し、現在の保険は解約か、あるいは主契約だけ残し、必要な死亡保障は新規で加入すれば大丈夫です。


これから、新規で生命保険に加入をする方や、更新を迎える方にお話ししますが、現在健康であれば、決してこのような更新型の定期保険特約付終身保険には加入しないことです。


10年後に1.5倍、20年後に2.3倍保険料が上がったり、維持したい医療保障のために将来値上がりする保険に仕方なく更新をしていくようなことは避けてください。


保険はこの5つのポイントでご加入ください。


①加入の目的を明確にすること。
  保険医は4つの目的があります。死亡、医療、介護、老後生活。


②ライフプランを作成すること。
  将来の夢を計画してください。そのためには資金がいくら必要か算出してください。そして、万が一今、死亡した場合この夢を実現するにはいくらの資金が必要か算出してください。


③ライフプランの作成により、最低限必要な死亡保障額と期間を明確にしてください。
  これにより、保険金と保険期間が決定されます。


④あなたの考えを保険に反映させてください。
  医療保険を考える際に、保険料を安くするために終身払いで一生払い続けるか、給与収入のある時期に払い終わり、老後は保険料を払わず保障を確保するかの選択ができます。
 あと、30歳男性が、死亡保障が60歳までに5000万円必要で新規に加入する場合、終身保険を1000万円、定期保険を4000万円にするか、あるいは終身保険を300万円、定期保険を4700万円にするかとか。
 ちなみに前者の場合、保険料総額は約1050万円、61歳時解約返戻金は約720万円、後者の場合、保険料総額は約690万円、61歳時解約返戻金は約216万円です。
どちらが良いかは価値観の問題ですし、老後の生活資金準備の観点で考えたときに、どうかということです。


⑤最後に、保険会社と担当者を良く吟味ください。
 保険契約時に将来到来する保険料の値上がりを説明もしてないような担当者を信頼できますか?今後の医療が短期入院、通院重視となっていく中で、通院保障が削除された医療保険を発表していく保険会社に対し信頼を持てますか?



是非、ご家族のことを考えて、真剣に検討してください。


ご相談は信頼できるFPまたはFP資格のある保険担当者へ。

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